「毛穴が目立ってイヤ!」「毛穴の黒ずみが取れない!」「わたしの毛穴を見ないで!」など毛穴のトラブルで悩んでいる人はとても多いものです。
頑張ってケアしてもなかなか閉じてくれない頑固な毛穴に嫌気がさして「いっそ毛穴なんて無くなればいいのに!」なんて思ってしまう人もいるかもれません。
毛穴の悩みには実は4つのタイプがあって、それぞれ対処方法が違います。
この記事では、毛穴の開きなどの悩み深い毛穴トラブルに応じた改善方法を紹介していきたいと思います。
毛穴って必要なの?その大切な役割とは
そもそも毛穴がなければこんな悩みなんて無かったかもしれませんが、毛穴はわたしたちのお肌を守ってくれる大切な働きがあります。
肌の水分を蓄えているのが角質層ですが、そこから蒸発する水分量を皮脂を分泌する事で調整しているのが毛穴の1つ目の役割です。
その他にも体温調節機能も果たしています。
人間は体温が低いと細菌が増えるし、高すぎるとエネルギーの消費が上がりすぎて生きていく事ができないのです。
37度という体温を維持する為に毛穴が収縮して体温を逃がしたり、逆に逃がさない様にしたりというコントロールをしています。
寒い時に鳥肌が立つのは、毛穴の立毛筋が収縮して毛を閉じることで体温を下げないようにして身体を守っているのです。
毛穴が目立つ理由
毛穴から分泌される皮脂によって、わたしたちの肌の健康は守られています。
もし皮脂がなかったら細菌や肌の乾燥から肌を守る事はできなくなります。
そうはいっても毛穴が目立つのは女性としては困ってしまいますよね。
そもそも毛穴が目立ってしまうのはなぜなのでしょうか?
毛穴が目立つ理由は次の4つが考えられます。
毛穴が目立つ4つの理由
- 皮脂の分泌量が多くて毛穴が開いてしまう
- 毛穴の中の皮脂が酸化して黒ずむ
- 肌が乾燥する事で肌が縮んで毛穴の影ができる
- 年齢を重ねると肌のハリが失われて毛穴がたるむ
あなたの毛穴のタイプをチェック
まずはあなたの毛穴のタイプを特定してから対策を考えていきましょう!
ぱっくり開き毛穴タイプ
- 朝起きると皮脂で肌がベタついている
- 顔がテカリやすい
- 化粧ノリが悪い、化粧が崩れやすい
いちご鼻黒ずみ毛穴タイプ
- 肌がザラザラしている
- 夜のクレンジングや洗顔が手抜きがち
- ニキビトラブルが多い
カサカサ乾燥毛穴タイプ
- 洗顔後に肌がつっぱる感じがする
- 肌のキメが乱れている
- 夏より冬の方が毛穴が目立つ
年齢肌たるみ毛穴タイプ
- 肌の弾力が落ちてきている
- 頬の毛穴が目立つ
- 30歳以上である
あなたの毛穴のタイプが分かったでしょうか?
ここからはそれぞれの特徴と改善方法を紹介していきますね。
開き毛穴
テカリのもととなる皮脂は、毛穴の奥にある皮脂腺という器官から分泌されています。
特にオイリー肌の人は皮脂の量が多いため、その分毛穴が大きく開いてしまうので目立ってしまいます。
鼻のまわりは皮脂分泌量が多いので、この部分を入念にお手入れする必要があります。
開き毛穴のケア方法
開き毛穴のお手入れは余分な皮脂を取り除く朝晩の洗顔が基本です。
毛穴の開きが大きい時はピーリングでコラーゲンの生成を促すことで、徐々に毛穴が引き締まってきます。
あぶらとり紙はテカリの原因になる余分な皮脂を適度に取り除く事ができるので、化粧崩れや皮脂の酸化を防ぐ事ができます。
適切なケアを毎日続ける事で開き毛穴は改善する事ができます。
お手入れのポイント
洗顔を見直す
ピーリングをする
あぶらとり紙を活用する
黒ずみ毛穴
毛穴から分泌された皮脂は空気に触れる事で酸化して、茶色や黒っぽく変色して徐々に硬くなります。
さらにメイクの汚れやほこり、古くなった角質などと混ざり合って毛穴の中に詰まってしまいます。
角栓が詰まった状態の毛穴が黒ずみ毛穴の正体です。
毛穴の黒ずみを改善する為には、毛穴に皮脂や汚れを溜め込まない事が必要です。
黒ずみ毛穴のケア方法
毛穴の中に溜まった汚れを取り除くために洗顔を見直す必要があります。
毛穴の奥の皮脂を吸着する性質があるクレイ(泥)洗顔を試してみるといいと思います。
わたしも使っているクレイ洗顔で、桁違いのもこもこ泡なので気になる人はぜひ一度見てみて下さい。
その他におすすめのケアとして、皮脂の代謝を上げるビタミンB2、B6で身体の中からも優しくケアしてみましょう。
ビタミンB2やB6は豚肉や緑黄色野菜に多く含まれています、またビタミンCは酸化を防ぐ働きがあるのでこちらもあわせて摂ると効果的です。
酸化した皮脂の黒ずみは指先で押し出すと毛穴から飛び出てきますがこれは絶対にやらないで下さい。
無理な力がかかると真皮層のコラーゲン線維がダメージを受けて、毛穴が広がったり目立つ原因になります。
お手入れのポイント
泥洗顔を試す
ピーリングをする
ビタミンB2,B6,Cを摂る
乾燥毛穴
毛穴の乾燥は角質層の潤い不足が原因で起こります。
角層の潤いが不足すると肌がシワっぽくなるだけでなく、肌の表面のキメが乱れて毛穴の周りが凹んでしまいます。
気を付けないといけないのは、乾燥毛穴はお手入れが不足している時だけでなくて、洗浄力の強い洗顔などで過剰に顔を洗っている人も乾燥毛穴になりやすいので注意が必要です。
乾燥毛穴のケア方法
過剰な洗顔をしているという人は、まずは洗浄力が弱い洗顔料を試してみましょう。
洗顔後には化粧水でたっぷりと保湿してあげて、さらに乳液やクリームなどで水分を保護しましょう。
洗顔後に乾燥しやすい頬は毛穴が目立ちやすい部分なので、ローションパックなどのアイテムで水分を与えてあげるとキメが整って毛穴を引き締める事ができます。
お手入れのポイント
しっとりタイプの洗顔を試す
洗顔後に化粧水とクリームなどで保湿する
ローションパックを使う
たるみ毛穴
年齢を重ねると肌のコラーゲンが減ってきて、次第にハリや弾力が失われてしまいます。
これまで肌を支えていたコラーゲン線維の働きが弱まると、重力にたえきれずに毛穴が涙型にたるんで毛穴が開いてしまいます。
頬は皮膚が分厚いので、初めに毛穴がゆるむ部分なのです。
もしたるみ毛穴ができたら、改善は困難なのでこれ以上開かない様に対策する必要があります。
たるみ毛穴のケア方法
まずはターンオーバーの遅れによって肌の表面に残る角質を除去してみましょう。
さらに皮下組織の生成を促すためにピーリングを取り入れてみて下さい。
たるみ毛穴にはターンオーバーの正常化が重要ですので、正しいエイジングケアを取り入れていきましょう。
-
【ターンオーバー正常化の方法】乱れの原因を改善・促進して健康な肌へ
美肌を目指すうえでターンオーバーは切っても切れないとても関係の深いものです。 健やかな美肌について話す時だけではなくてガサガサに荒れたお肌について話す時、スキンケアやエイジングケアなどについて話す時に ...
続きを見る
その他コラーゲンの生成を促したり抗酸化作用もあるビタミンCを取り入れてみて下さい。
ビタミンCはハリや弾力を与えるコラーゲンを生成するだけでなく、シミやくすみにも効果的なのでぜひ積極的に摂る様にしてみてはいかがでしょうか。
ビタミンCで体の中からエイジングケアを!
お手入れのポイント
ピーリングを取り入れる
ターンオーバーを整える
ビタミンCを摂る
マッサージには注意する
実際に試して毛穴に効いたスキンケアは?
わたしは30代になってから毛穴の開きが気になりだして、なんとかしたくて毎日優しい洗顔を心掛けて、お風呂上りには入念に化粧水でお手入れをしていました。
それなのに毛穴はなかなか閉じてくれませんでした。
そこでわたしが試してみて効果を感じたのが「天使のララファーストセラム」という化粧水前に使うブースターです。
使い方は簡単でお風呂上りに化粧水の前にサッと肌にのばして馴染ませるだけ。
これだけで化粧水の入りが全然違って角質層までグングン浸透することができます。
ファーストセラムに配合されているコラーゲンは、飲むコラーゲンとして高い評価を得ている天使のララという無添加コラーゲンです。
天使のララはわたしも使っていて、口コミでもとっても高い評価を得ているコラーゲンなんですよ。
そんなコラーゲンが配合されたファーストセラムは毛穴だけでなく小じわわハリ、くすみが気になる場合には効果的なブースターだと思います。
まとめ
毛穴は水分調整と体温調整の2つの役割を果たして、わたしたちの肌を守ってくれています。
でも毛穴はターンオーバーの乱れなどが原因で、色んな毛穴トラブルになりやすい部分です。
毛穴トラブルには次の4種類があります。
毛穴トラブル
- 開き毛穴
- 黒ずみ毛穴
- 乾燥毛穴
- たるみ毛穴
それぞれ原因と対策が違うので、症状に合ったお手入れをしていく事で改善を目指す事ができます。
共通している事は毛穴を清潔に保つ事で、その為には洗顔を見直す必要があります。
化粧品汚れや余分な皮脂をたっぷりな泡で落とす事で、毛穴レスに近づく事ができるでしょう。
また先ほどで紹介した様なスキンケア用品を上手に活用する事で、開いた毛穴に効果的にアプローチが可能になります。