コラーゲンは人の肌だけではなくて身体の健康を維持するために絶対に必要な成分のひとつです。
もし、その大切なコラーゲンが不足すると身体には、生命にも関わる影響が出てしまいます。
この記事では、コラーゲンが不足した時に現れる症状と、そもそもコラーゲンが不足する原因を知って、不足しないための対策方法について解説していきます。
コラーゲンが不足したらどうなる?
何らかの原因によって体内のコラーゲンが不足してしまうと、身体のいろんな部分に様々な影響がでてしまいます。
コラーゲンが不足すると様々な肌トラブルが出る
体内のコラーゲンが不足すると、その影響は肌に現れます。
コラーゲンは肌にハリと弾力を与えて、肌を瑞々しく保つ働きがありますが、コラーゲンが不足するとその働きが鈍ってしまい水分が不足して肌が乾燥してしまいます。
肌が乾燥するとしわが目立つようになり、肌の弾力が失われるとたるみが気になる様になります。
また、コラーゲン不足が原因で肌のターンオーバーが乱れやすくなります。
そうなると吹き出物ができやすくなるし、新陳代謝が悪くなると角質肥厚になってしまい、化粧ノリが悪くなるなどの影響が現れます。
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コラーゲン不足は髪や頭皮へ影響する
髪の毛の材料であるコラーゲンが不足すると、髪にも影響が現れます。
コラーゲンは髪を健康に保つ為に必要な成分で、不足すると髪の毛に十分な栄養が行き渡らなくなって髪はやせ細ります。
十分な栄養が行き渡らずに髪がダメージをうけるとキューティクルが剥がれて髪にコシが無くなり、艶やかだった黒髪はパサパサして白髪が目立つようになり、切れ毛や抜け毛、薄毛の原因にもなります。
また頭皮が乾燥する事でかゆみやフケの原因にもなり、頭皮の衛生状態も悪くなります。
コラーゲンが不足すると骨が弱くなる
コラーゲンは骨の約20%程度を占める材料にもなっていて、骨の質にも大きく関わっています。
コラーゲンが不足すると骨密度が低下する事で骨粗しょう症のリスクが高まってしまいますが、この骨密度に関わっているのがコラーゲンなのです。
実は骨も代謝していて常に新しいものに生まれ変わる事で、強度を維持しているのですが、新しい骨を作る材料となるたんぱく質のひとつがコラーゲンなのです。
年齢と共に体内のコラーゲン量が低下すると、骨の代謝も悪くなるのでお年寄りは骨が弱くて骨折しやすくなるし、万一骨折しても治るのに時間がかかってしまうのです。
この様にコラーゲンは骨を強くするだけでなくて、骨折した時に補修する時にも必要な成分なのです。
コラーゲン不足で関節痛などの痛みが起こる
関節は骨と骨をつないで筋肉と共に身体を支える役割があります。
骨のジョイント部分を覆っているの軟骨が、クッションの役目をする事で歩いたり飛び跳ねたりした時の振動を和らげています。
年齢と共にコラーゲン量が低下すると、軟骨がすり減ってしまい摩擦が生じる事で関節をスムーズに動かす事が出来なくなり、骨が変形する事で炎症を起こして痛みを感じやすくなります。
この様にコラーゲンが不足することが原因で膝やヒジなどの関節痛が起こるのですが、症状が悪化すると歩いたり立ち上がる事が困難になってしまいます。
これまでの研究によって、コラーゲンペプチドを摂っていると関節の軟骨の老化を防止する事ができる事が分かっています。
コラーゲンが不足すると血管の弾力が無くなる
コラーゲンが肌や骨の材料になっている事は知られていますが、実は血管の材料にもなっているのです。
先ほど紹介した様にコラーゲンが肌や筋肉に与える効果は「弾力」でしたね。
同様にコラーゲンは血管にも弾力としなやかさを与える事で、血圧変動にも耐える柔軟な血管を作り出しています。
でもコラーゲンが不足すると、血管の弾力が失われて高血圧に耐え切れずに脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化などの重篤な病気になるリスクが増してしまいます。
コラーゲンが不足すると筋肉や筋の強度、柔軟性が衰える
筋肉が強いだけではなくしなやかさが必要ですが、その強さとしなやかさを与えるのがコラーゲンの役割りと考えられています。
筋肉や筋は固くて強いだけではちょっとした事でケガの原因となります。
柔軟でしなやかな筋肉や筋であれば、例えば手をひねったときなども炎症を起こしにくくなり、ケガをするリスクが低くなります。
コラーゲンが肌の細胞を強くして肌を柔軟にする様に、筋肉や筋にも強くて柔軟性を持たせてくれるのです。
コラーゲン不足の原因
コラーゲンが不足する原因はいくつかあります。
一番はやはり加齢です。
体内のコラーゲン量は20歳をピークに年齢を重ねるにつれて減少してしまい、50代になると20歳頃の約半分にまで減ると言われています。
また、加齢によって代謝が悪くなると、たんぱく質の合成に影響が出やすくなり生成されるコラーゲンの質が悪くなります。
年齢に関わらず1日に必要なコラーゲンの量は決まっているので、不足分を補う必要があります。
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コラーゲンが減少する原因
- 加齢
- 紫外線
- 強いストレス
- 偏った食事
- 過度のダイエット
コラーゲン不足にならない為の対策と解消方法
コラーゲン不足の予防なら日頃からコラーゲンが含まれる食べ物を経口摂取してコラーゲンを摂り入れるのも良いでしょう。
でも肌荒れやシワで悩んでいたり、関節が痛む、抜け毛が多いなどの症状がある人はすでにコラーゲンが不足しているかもしれません。
その様な場合は経口摂取では必要なコラーゲンを補う事ができません。
効果的にコラーゲンペプチドを摂れるサプリの活用を考えてみてはどうでしょうか?
食べ物から摂るよりもはるかに効率よくたくさんのコラーゲンを摂ることができるし、吸収率の高いコラーゲンペプチドはサプリでしか摂れません。
コラーゲンサプリにはいろんなものがありますが、わたしが愛用しているコラーゲンは価格も安くて副作用もなく効果的なコラーゲンサプリの天使のララです。
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まとめ
コラーゲンといえば美肌の代名詞ともいえる程、美しい肌に必要な美容成分ですが、実は肌だけでなく健康な体を維持するために必要なものです。
体内のコラーゲンは代謝によって生まれ変わるのですが、年齢を重ねる毎に代謝能力が低下してゆくので作られるコラーゲンの質や量が低下します。
また、偏食などによってコラーゲンを経口摂取する機会が減る事もコラーゲン不足に一因となっています。
特に40代以上になるとコラーゲン不足も深刻な状況になるので、積極的に摂取した方が良いでしょう。